うつでめまい吐き気の時とは?
ここでは、「うつでめまい吐き気の時」
についてお話します。
うつ病などの精神疾患でもめまい症状や
吐き気が出ることがあります。
今回は、うつ病とめまいと吐き気の
関係について紹介していきます。
うつ病でめまいや吐き気が起きる原因とは?
めまいがあるのに、耳鼻科や脳神経外科で
検査をしても原因となる疾患が
見つからない場合があります。
その時、疑われるのは
自律神経失調症やうつ病などの
精神的な疾患です。
うつ病では自律神経のバランスが崩れ、
血管が収縮したり、平衡機能をつかさどる
耳の奥の三半規管の
血行障害などをきたします。
初期は自律神経失調症と
診断されることもありますが、
進行してきて症状が悪化してくると、
うつ病とされる場合もあります。
うつ病は朝起きた時に一番症状が出やすく、
夕方になると症状が
軽快している場合が多いです。
さらに、うつ病の治療に用いられる
抗うつ薬にも、めまいの原因があります。
抗うつ薬には交感神経の働きを
低下させる作用があります。
もともと血圧が低めの人が
抗うつ薬を飲むと、血圧が下がり、
めまいを発症します。
抗うつ薬の副作用はめまいの他には
倦怠感、眠気、手のふるえ、
吐き気などがみられます。
うつ病の人がめまいや吐き気を
改善するにはどうしたらいいのか?
うつ病の場合、脳をゆっくりと
休めることが非常に重要です。
リラックスできる環境を整えたり、
カウンセリングを受けたりするなど
ストレスの原因はできるだけ
取り除くようにしましょう。
そして、生活習慣を整え、
自律神経の乱れを補正しましょう。
抗うつ薬の副作用としてめまいが
ある場合には、めまいを軽減できる
方法を医師と相談しましょう。
症状によって選択する
抗うつ薬は違うので、
もっと副作用の少ない薬の選択や、
めまいの対症療法となる
薬を検討しましょう。
吐き気に対しては、
吐き気止めの使用を検討し、
食事は無理なく食べられるものから
開始しましょう。
吐いてしまうことへの恐怖心や
不安感は症状を増悪させる
場合がありますので、
あらかじめビニール袋などを用意し、
「いつ吐き気が起きても大丈夫だ」
という環境を整えましょう。
めまいや吐き気が強い時には
どうしたらいいか?
めまいや吐き気が強い時には、
無理して動き回るのはやめましょう。
転倒による怪我を防止するため、
横になったり椅子に座ったりして
めまいが治まるのを待ちましょう。
うつ病によるめまいは心療内科で
相談することが多いと思います。
内服管理や治療のための安静などを
しっかりと守れるように家族のサポートを
受けることをお勧めします。
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