動悸息切れでめまいがする時とは?

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ここでは、「動悸息切れでめまいがする時」
についてお話します。

 

めまいには様々な原因があり、
めまいに伴う症状も原因によって様々です。

 

めまいに伴って動悸や
息切れがする場合には

 

どのような原因が
考えられるのでしょうか?

 

今回は動悸息切れを伴う
めまいの原因と治療法に
ついて紹介していきます。

 

動悸息切れでめまいがする時とは?

 

どうしてめまいに伴って
動悸や息切れが生じるのでしょうか。

 

動悸・息切れを伴うめまいの
原因は大きく分けると2つです。

 

・心因性のめまい

 

心臓の鼓動は自律神経と呼ばれる
神経系の支配下にあり、

 

自律神経の働きに支障をきたすと
動悸が起こります。

 

心因性のめまいの原因となる
不安神経症や過換気症候群、
更年期障害では、動悸、易疲労感、

 

めまい、立ちくらみ、息切れ、
頭痛などの自覚症状があります。

 

この時の動悸は心臓の拍動に
対する感受性が異常に高まるか、

 

精神的ストレスが自律神経系を介して
心臓の拍動状態に変化をきたした
場合に感じられ、持続時間は一定しません。

 

また、ストレスは脳に刺激を与え、
呼吸をつかさどる部分が

 

興奮することにより、
息切れが発生します。

 

・脳が原因のめまい

 

脳梗塞や脳出血、
脳動脈瘤や脳腫瘍などの
脳の疾患や高血圧があると、

 

動悸・息切れを伴っためまいが
発生することがあります。

 

血管が狭くなったり詰まったり
してしまう血流障害や、

 

脳腫瘍などによる脳の腫れが原因で
脳の中の圧が上昇すると

 

脳の中の呼吸や循環をつかさどる
部分が興奮して動悸・息切れが起こります。

 

また、脳の中で平衡感覚を
つかさどる部分に障害が起きると
めまいが生じます。

 

脳は障害が起こる部分によって
さまざまな症状が起こります。

 

動悸や息切れを伴っためまいが
生じることも少なくありません。

 

動悸息切れがするめまいの治療法は?

 

めまいの症状を治療せずに放置しておくと、
平衡感覚が鈍ることによる転倒や

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けが、歩行困難や活動性の低下
などを引き起こしてしまいます。

 

めまいの症状を自覚したら早めに受診し、
治療を開始することが必要です。

 

病院ではまず、問診・診察をして
症状の程度や発生する時間、

 

めまいの持続や反復性、
発生の誘因などのを調べます。

 

次に平衡機能検査や眼球の動き、
CTやレントゲンなどの検査を行います。

 

こうしてめまいの原因を特定したら
治療法を決定するという流れになります。

 

ここでは動悸・息切れを伴うめまいの
治療法について紹介していきます。

 

・心因性のめまい

 

心因性のめまいの治療法は主に
心理療法と内服治療になります。

 

ストレスだけが原因ではなく、
うつ病や自律神経失調症、

 

更年期障害などの疾患がある場合には
疾患の治療に合わせて行われます。

 

心因性のめまいでは、
ストレスの原因を軽減することが
治療にとって最も重要となります。

 

カウンセリングや心理テストなどで
日常生活におけるストレスの要因を探り、
取り除く手助けをします。

 

内服治療では抗不安薬や
抗うつ薬が処方されます。

 

心因性のめまいの治療は本人だけではなく、
家族や友人などの身近な人々の
協力が不可欠となります。

 

心因性のめまいと診断された場合は
主に心療内科などで
治療をすることになります。

 

・脳が原因のめまい

 

脳が原因のめまいの場合、
めまいの治療が主になるのではなく、
原因疾患の治療が最優先となります。

 

場合によっては入院治療が必要となり、
点滴治療やリハビリ、時には
手術する場合もあります。

 

血圧のコントロールのための安静治療や、
運動機能を維持・向上するための

 

リハビリテーションなどの
治療が中心となります。

 

原因疾患が改善すれば、
めまいも徐々に消失していきます。

 

脳が原因のめまいには、
めまいの他に頭痛や吐気などの
症状も現れます。

 

自分の体の変化はごく小さなものでも
医師に伝えるようにしましょう。

 

めまいの陰には重大な病気が
隠れている場合があります。

 

めまいが続くようでしたら
すみやかに耳鼻科や
神経内科などを受診しましょう。

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