60代女性がめまいの時とは?

スポンサーリンク

ここでは、「60代女性がめまいの時」についてお話します。

 

女性は年齢によって体が変化しやすく、
その年齢に応じてさまざまな症状がでてきます。

 

60代になると、更年期が過ぎたところだという人も、
まだ最中だという人もいます。

 

体のあちらこちらが痛くなってきて
今までのようにテキパキと動けなくなったり、
機能もどんどん低下し始めていきます。

 

そして、めまいが起こるようになります。

 

頻度は人それぞれで、
しょっちゅう起きるという人から、

 

今まで全くなかったのに
しばし起きるようになったという人までいます。

 

この、年齢が原因で起きるめまいには、
どのような原因があるのでしょうか。

 

末梢性めまいと中枢性めまい

 

末梢性めまいとは、
耳の中の機能が原因で起こるめまいのことです。

 

中枢性めまいとは、
小脳や脳幹などの中枢神経の
機能が原因で起こるめまいです。

 

60代までは末梢性めまいの確立が高いものの、
60代になると、この2つのめまいが
ほとんど同率で起こるようになってきます。

 

高齢に伴い、体の様々な機能が低下してくるので、
平衡感覚を保つための視覚や聴覚、

 

体の感覚などの情報を受けて
脳で正常に処理する能力が落ちてしまいます。

 

ストレスも原因に

 

ストレスは60代にかかわらず
どの年代でもあるものですが、
60代ならではのストレスの原因も出てきます。

 

更年期障害での体の不調、
自身の仕事の引退や、夫の仕事の引退、

スポンサーリンク

高齢になった親の介護をする必要のある人もいれば、
早ければ夫の介護が必要になってくる人もいます。

 

また、思い通りに体が動かなくなることへのイライラ、
など、たくさんのストレスがあります。

 

ストレスは、交感神経と副交感神経、
つまり自律神経のバランスを乱し、
めまいをひきおこすことになります。

 

女性に多いめまい

 

内耳にある耳石がはがれて、
体の平衡感覚を保つ役割をしている
三半規管にその耳石が流れてしまうことで起きる、

 

良性発作性頭位めまい症(BPPV)と
内耳の中に水が溜まって起こるメニエール病は
女性に多いめまいだと言われています。

 

また、更年期障害もほとんど
女性特有のものなので、

 

更年期障害の一つの症状として
めまいが起こることもあります。

 

60代女性のめまいはどうしたらいいのか

 

まず何が原因なのかを知ることが必要です。
対処の仕方はそれぞれ異なります。

 

まずは病院で診断してもらいましょう。

 

何か治療の必要な病気かもしれませんし、
年齢に伴うもので、これから付き合って
いかなければならないものかもしれません。

 

治療が必要な場合は、医師の指示に従って
治療や服薬を受けましょう。

 

自分でできることとしては、
適度なストレス発散や休養、

 

軽い運動やストレッチ、
バランスの良い食事なども効果的です。

 

飲酒や喫煙は、やめるか控えましょう。

 

年齢には逆らえない体の変化もありますが、
決して悲しんだりあきらめることはありません。

 

自分の体を理解してうまく付き合っていきましょう。

スポンサーリンク