横になるとめまいがする対処法とは?

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ここでは、「横になるとめまいがする対処法」についてお話します。

 

横になると発症するめまいというと「良性発作性頭位めまい症」が考えられます。
良性発作性頭位めまい症の特徴と対処法をご紹介します。

 

良性発作性頭位めまい症とは

 

耳の奥の内耳という場所には前庭迷路という
身体の平衡感覚を生み出している器官があります。
この前庭迷路は三半規管と耳石器から構成されています。

 

良性発作性頭位めまい症は、耳石器が何らかの衝撃で
砕けてしまい三半規管内に入ってしまい平衡感覚が
狂ってしまうことによって起こるめまいの症状のことです。

 

この病気は、回転性のめまいと吐き気をともないます。
横になって寝返りを打つときや朝起きるときなど、
頭を動かすことによってめまいの症状がおきます。

 

良性発作性頭位めまい症の対処法

 

比較的簡単に治る病気のため放っておいても大丈夫な人もいます。
また、めまいといえば良性発作性頭位めまい症といったぐらいに
非常に多くの人が患っています。

 

特効薬はなく、治療法は運動療法になります。

 

なるべく頭を動かし三半規管内に入った耳石のかけらを
三半規管から追い出すことによってめまいは治りますので、
なるべく頭を動かすようにしなければなりません。

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対処法としては「めまい体操」というものもあります。
「ラジオ体操」もまた良性発作性頭位めまい症にはいい運動となります。

 

めまい体操のやり方

 

めまい体操のやり方はとても簡単なので誰でもできます。
寝る場所があれば自宅でもどこでもできるので是非試してみて下さい。

 

・仰向けに寝ます
・頭を左に傾け10秒待ちます
・頭を正面に戻し、上を向き、また10秒待ちます
・頭を正面に戻し、今度は右側に傾け10秒待ちます

 

これを1セットとし、1日に10セット行います。
頭を動かし三半規管内の耳石を追い出すイメージで行うと効果的です。

 

重篤な病気ではなく放っておいても大丈夫な病気とはいえ、
めまいの症状があまりにも長い間続くようなら耳鼻咽喉科を受診してください。

 

横になることによって起こるめまいというとこの病気ですが、
ほかにもメニエール病や前庭神経炎なども考えられますので注意が必要です。

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