めまいの市販薬メリスロンとは?

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ここでは、「めまいの市販薬メリスロン」
についてお話します。

 

めまいの症状を抑える市販薬に
メリスロンというお薬があります。

 

メリスロンは基本的には
医師の処方によってもらう薬ですが、
通販などで市販されている場合もあります。

 

今回はメリスロンとは
どのようなお薬なのか
紹介していきたいと思います。

 

効果

 

メリスロンは耳が原因のめまいに
効果を発揮する薬です。

 

耳が原因のめまいは、
耳の奥にある内耳という平衡感覚を

 

つかさどる器官に
障害がおきることで発生します。

 

耳が原因のめまいで代表的な疾患は
メニエール病という疾患で

 

メリスロンはメニエール病の
治療薬として用いられます。

 

メニエール病では内耳にあるリンパ液が
異常に増えてしまい、
水ぶくれのような状態になります。

 

この水ぶくれが平衡感覚に
影響を及ぼしてめまいがおきます。

 

メリスロンは内耳の血流障害を改善して
水ぶくれを軽減し、内耳に伝わる振動を

 

和らげることによってめまいを
和らげる作用を持っています。

 

また、嘔吐中枢に働きかけて
吐気を抑える効果もあります。

 

用量・用法

 

メリスロンは白い錠剤で、
成人の場合には1回に2錠、
1日に3回食後に内服します。

 

年齢や症状の程度によって用量が
ことなりますので医師や薬剤師の

 

説明をしっかりと聞いて
内服するようにしましょう。

 

内服をするときの注意

 

以前にほかの薬を飲んで湿疹や皮膚が
赤くなったことのある人や、
アレルギー体質の方、

 

胃潰瘍など胃の病気になったことのある方、
授乳・妊娠中の方は、内服を始める前に
医師や薬剤師に相談しましょう。

 

メリスロンには、ヒスタミンという
免疫系の情報伝達物資に
似た働きがあります。

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ヒスタミンに似た働きによって
気道が収縮したり、
胃酸の分泌が促進されたりするため、

 

胃潰瘍、十二指腸潰瘍、
気管支喘息や褐色細胞腫、

 

その他のアレルギー疾患を持つ方は
特に注意が必要です。

 

また、他に飲んでいる薬や
治療中の疾患がある方は
お薬手帳などを使って、

 

メリスロンと一緒に飲んでは
いけない薬がないかどうか
必ず相談しましょう。

 

メリスロンは基本的には
併用禁忌とする薬の指定はありませんが、

 

飲み合わせによって薬の効果が
弱くなったり、有害な作用を
もたらしてしまう場合もあります。

 

副作用

 

メリスロンは比較的副作用の少ない
安全性の高い薬ですが、

 

過敏症状として、皮膚の赤みや発疹などの
アレルギー症状が現れることがあります。

 

また、頭痛や手足のしびれ不安感や胃の傷み、
のどの渇きなどが現れる場合もあります。

 

さらに、稀な症状ですがめまいや
吐き気が増強する場合もあります。

 

このような症状が現れたら
すぐに医師に相談しましょう。

 

また、内服後に眠気が起こる場合があります。

 

メリスロン内服後には車の運転や高所での
作業は避けたほうが良いでしょう。

 

メリスロンはすべてのめまいに
効く薬ではなく、

 

あくまで内耳が原因の
メニエール病によるめまいに
効果を発揮する薬です。

 

その他の原因のめまいには
効果はほぼありませんので、

 

自分のめまいの原因を
はっきりさせるために

 

できるだけ医師に相談してから
内服するようにしましょう。

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