回転性めまいの薬とは経口で頓服するかパッチ剤を耳の裏に貼る事も!
ここでは、「回転性めまいの薬」についてお話します。
めまいは、誰しもがなる可能性がある病です。
自分自身や周囲の景色、その両方回転しているように感じられるめまいのことを、
回転性めまいといいます。
回転性めまいの特徴としては、吐き気や頭痛も一緒に発症することです。
そして平衡感覚などを失います。
回転性めまいを起こす病気としては、良性発作性頭位めまい症や
メニエール病などが考えられます。
今回は、回転性めまいの薬についてご紹介します。
回転性めまいと薬
回転性めまいと吐き気を治療する薬としては、シクリジン(cyclizine)、
ジメンヒドリナート、ジフェンヒドラミンなどが処方されます。
また、ヒドロキシジン、メクリジン(meclizine)、
プロメタジンなども処方される場合があります。
上記でご紹介した薬は経口での使用が可能になります。
もしくは、パッチ剤を耳の裏に貼り使用することも出来るのです。
パッチ剤の効果は数日間持続するといわれています。
そして、症状として吐き気が重い場合に、処方されることがあります。
回転性めまいと治療
めまいによって不安を感じる患者は多くいます。
その場合は、鎮静薬の処方をされることがあります。
鎮痛薬として、ベンゾジアゼピン系の薬剤の処方が一般的です。
ベンゾジアゼピン系の薬剤でアルプラゾラムとロラゼパムがあります。
持続時間短い効能のために、高齢の方にも処方できます。
もちろん薬は副作用が起こる可能性があります。
パッチ剤については、副作用が少ないので、抵抗力が弱い方にも使用されています。
めまいの治療を、市販薬でする場合は、幼い子供に使用するのは止めて下さい。
抵抗力が弱いため、副作用に耐えられず、体がパニックを引き起こす可能性があるのです。
いかがでしたか?
この記事を参考にして、めまいに対する知識をより深めていただけたら幸いです。
めまいは、辛い病気になります。
周りの人のサポートが必要不可欠です。
もしも、身の周りでめまいに悩まされている人がいたら、支えになってあげましょう。