めまい吐き気と冷や汗耳鳴りの時とは?

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ここでは、「めまい吐き気と冷や汗耳鳴りの時」
についてお話します。

 

めまいに吐き気や冷や汗、
耳鳴りが伴うことはありますか?

 

今回はこの4つの症状について
紹介していきたいと思います。

 

また、めまいに吐き気と冷や汗が伴い、
手足のしびれが発生することもあります。

 

めまい 吐き気 冷や汗 しびれ

 

の記事で詳しくお話しているので
こちらも是非参考にしてください。

 

めまい、吐き気、冷や汗、耳鳴りの原因

 

耳鳴りがあるとき、そのめまいの原因は
耳の異常からきていることがほとんどです。

 

耳鳴りには多くの場合難聴が伴い、
放置しておくとコミュニケーションが

 

困難になったり、
精神的苦痛を感じてしまうことになります。

 

また、冷や汗は、
自律神経の乱れによって発生しますので、
体の異常のサインとなります。

 

早期に発見して受診できるよう、考えられる
疾患を紹介していきます。

 

以下の疾患の治療は耳鼻科が中心になります。

 

・慢性中耳炎

 

中耳炎は、耳の中の中耳と
呼ばれる部分に感染が起こり、
膿が発生します。

 

その膿を外に出すために鼓膜に
小さな穴が開き、

 

排膿が完了すると、本来は
鼓膜に空いた穴も閉じます。

 

しかし、中耳炎を繰り返していると、
この鼓膜に空いた穴が閉じなくなるため、

 

難聴や耳鳴り、めまいや
吐き気が起こります。

 

中耳炎を繰り返している方は要注意です。

 

・突発性難聴

 

突発性難聴は原因が明らかになっていませんが、
50代から60代に多く、
突然片方の耳が聞こえなくなります。

 

耳鳴りや吐き気を伴うこともあり、
強いめまいを感じます。

 

発症後すぐに治療を開始すれば
予後は良好であることが多いです。

 

・メニエール病

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メニエール病とは、耳の奥の内耳と呼ばれる
部分にリンパ液が異常に貯留し、
血液の循環不全を引き起こします。

 

くるくると回転するようなめまいと耳鳴り、
難聴を3主徴とする疾患です。

 

メニエール病は進行性の病ですので、
早期に治療を開始すれば
症状の進行は抑えられますが、

 

放置しておくとめまいや耳鳴りが強くなり、
立ち上がれなくなることもあります。

 

・聴神経腫瘍

 

聴神経という聴力をつかさどる
脳神経の近くに腫瘍ができると、

 

片側の耳に難聴が起こり、
めまいや吐き気、耳鳴りを伴います。

 

腫瘍が脳の大切な部分を圧迫すると、
下がもつれる構音障害や、

 

食べ物が飲み込みにくくなる
嚥下障害を引き起こします。

 

どんな治療をするのか?

 

めまいに耳鳴りや吐き気、
冷や汗を伴う場合に、どのような
治療をするのか紹介していきます。

 

耳鳴りがある場合、薬物療法の他に、
音を利用した治療法が
行われることがあります。

 

「マスカー療法」

 

といって、耳鳴りの音に似ている音を
あえて耳に数時間聞かせることで、
耳鳴りを抑制する方法があります。

 

また、補聴器療法といって、
あえて周囲の雑音が聞こえるように

 

補聴器をつけて耳鳴りを
紛らわせる方法もあります。

 

さらに、耳鳴りは心因性の場合もあり、
カウンセリングや鍼治療、
高圧酸素療法などが行われることもあります。

 

めまいがひどい場合には、
むやみに歩き回らず、
一度座ったり横になったりして休みましょう。

 

耳鳴りがあると不快感を
強く感じるため
冷や汗がにじみ出ます。

 

病院では耳鳴りの音の種類や、
発生して消失するまでの時間、
ストレスの原因などを

 

尋ねられますので耳鳴りやめまいが
起きた時の状況をよく整理しておきましょう。

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