めまい吐き気と下痢冷や汗の時とは?

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ここでは、「めまい吐き気と下痢冷や汗の時」
についてお話します。

 

めまいに吐気と下痢、冷や汗を
伴ったことはありませんか?

 

今回はめまいに加えて吐き気と下痢、
冷や汗がある場合の原因と
対応について紹介していきます。

 

めまいに下痢と吐き気、
冷や汗を伴う場合とは?

 

めまいの原因疾患は脳や耳に
起こる疾患がほとんどで、
原因となる疾患は様々です。

 

しかし、めまいを起こしている
神経の種類は自律神経という、

 

自分の意志ではコントロールできない
神経系という点では一致しています。

 

めまいに加えて吐き気
と下痢冷や汗が起きている場合、それは

 

「迷走神経反射」

 

という状態に陥っていると考えられます。

 

迷走神経とは、脳から出る神経の一種で、
頭からお腹までの全ての内臓に分布して
分泌や運動を支配している神経の名称です。

 

迷走神経反射とは、ストレスや過労によって
自律神経の働きに異常をきたし、
ちょっとした体内の異常にも

 

過剰に反応しすぎてしまうために、
めまいや嘔吐、下痢や冷や汗を

 

引き起こしてしまう、
自律神経失調症の一種です。

 

迷走神経反射を起こしやすい人として、
神経質、低血圧、ストレスや悩みが多い、

 

疲労がたまっている、水分や塩分不足、
長時間立っていることが多い人

 

などがあげられます。

 

迷走神経反射では、重度の場合には
失神することがあります。

 

迷走神経が過剰に刺激されると、
細い血管が拡張して血圧が下がり、
心拍数の低下や心停止に至る場合もあります。

 

採血するときに気分が悪くなったり、
排便時に失神してしまったりするのも
迷走神経反射です。

 

迷走神経反射がおこるときとは?

 

迷走神経反射を繰り返していると、
症状が出る前に何らかの前兆を
感じることができる場合があります。

 

以前に迷走神経反射を
起こしたことのある方は、
その時の状況をよく思い出してみましょう。

 

予兆を感じた時にすぐに横になって休んだり、
椅子に腰かけることで症状の
発生を予防することができます。

 

迷走神経反射が起こってしまったら

 

症状がめまいのみの場合には、
すぐに横になって
足を高くして休みましょう。

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迷走神経反射によるめまいは、
脳の血圧が低下することによって

 

発生するので、脳への血流を
確保すれば収まります。

 

もし、満員電車などに乗っていて
すぐに座ったり横になったり
できない場合には、足をクロスして

 

お尻に力を入れることで
足にたまった血液を
上昇させることができます。

 

 

また、吐き気や下痢を伴う場合には
すぐにトイレに行きましょう。

 

下痢を伴う迷走神経反射の場合には、
排便後に症状がいっきに
軽減する場合がほとんどです。

 

吐き気が収まったら、水分と
塩分をしっかりと補給しましょう。

 

迷走神経反射の予防法

 

迷走神経反射は予防することができます。

 

ここではいくつかの予防法を
紹介していきましょう。

 

・迷走神経反射の要因を探る

 

何度も繰り返している場合には
要因を探ってみましょう。

 

例えば、採血をする時だけに起こる、
誰かに怒られているときに起こる、

 

など人によって要因は様々です。

 

要因がはっきりとし、
それが避けられるものであるならば、
極力その要因に触れないようにしましょう。

 

特に迷走神経反射を繰り返している人は
常に神経を張り詰めている傾向にあるため、

 

細胞の回復が間に合わずに
抵抗力・免疫力も低下してしまいます。

 

早めに要因を探ることで
迷走神経反射を抑えることができます。

 

・便秘予防をする

 

排便と自律神経は大きく関連しているため、
普段から腸内環境を整えることで
迷走神経反射の予防ができます。

 

水分をしっかりととり、
毎日20分ほど適度な運動を
するように心がけましょう。

 

・規則正しい生活をする

 

自律神経は、生活習慣が
乱れると調子を崩します。

 

早寝早起きをして栄養バランスの整った
食事をすることで自律神経の乱れを
防止しましょう。

 

迷走神経反射は脱水になりやすい
夏に増加する傾向があります。

 

普段から水分をしっかりとったり、
ストレスを発散したり
体調を整えるようにしましょう。

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