30代男性のめまいとは?

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ここでは、「30代男性のめまい」
についてお話します。

 

30代の男性は働き盛りで何かと
体調を崩したりストレスが
たまったりしやすい年齢です。

 

今回は30代男性に起きる
めまいについて紹介していきます。

 

30代男性の健康状態の特徴は?

 

30代の男性は仕事ではある程度
責任を持つ立場になり、日常生活における
仕事の比重が高い世代でもあります。

 

仕事で過大なストレスを
抱えている方が少なくないでしょう。

 

また、20代の頃には感じなかった
疲れやすさや、疲労回復に

 

時間がかかることにより、
心身の衰えを感じ始める年齢です。

 

30代は20代に比べ、
心身ともに不調をきたしやすい
年代と言えます。

 

30代男性のめまいで考えられる原因は?

 

そんなストレスフルな生活をしている
30代の男性には、日常的なめまいに
悩む方も少なからずいると思います。

 

30代男性がめまいを感じた時に
疑うべき疾患について
ここでは紹介していきます。

 

・自律神経失調症

 

仕事などによる過大なストレスにより、
心臓や腸などをつかさどる自律神経の
働きに支障をきたす疾患です。

 

頭痛、めまい吐き気、嘔吐、耳鳴り
など様々な症状が現れます。

 

不規則な食生活や睡眠の質の低下、
過度のストレスが引き起こす疾患で
治療には抗うつ薬などを使用します。

 

心理療法といって
カウンセリングを受けることもあります。

 

・良性発作性頭位めまい症

 

「良性発作性頭位めまい症」

 

とは、特定の体位により
誘発されるめまいのことです。

 

起床時や夜ベッドに横になったときに
周りのものが回転しているような
感覚のめまいが起こります。

 

良性発作性頭位めまい症は、
耳の奥にある内耳と呼ばれる部分の中の

 

頭と地面の位置関係を感じる耳石という
器官がはがれてしまうことで

 

頭の位置の変化に敏感に
なってしまうことが原因です。

 

めまいは長くても数十秒でおさまり、
耳鳴りなどの他の症状は随伴しにくいです。

 

中高年の女性に多い疾患ですが、
30代の男性にも起こることがあります。

 

内服治療とリハビリで改善します。

 

・メニエール病

 

メニエール病は30〜50代の
男性に多く発症するとされており、

 

耳の奥の内耳と呼ばれる機関に
リンパ液が貯留して血流が滞り、

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神経が圧迫されることが原因で
発生するめまいを特徴としています。

 

リンパ液が貯留してしまう直接的な
原因は解明されていませんが、

 

過大なストレスを感じている人が
発症することが多い疾患です。

 

メニエール病では周りが
回転しているように感じる
めまいが起こります。

 

主に内服で治療します。

 

・糖尿病

 

糖尿病とは血液内の糖分が必要以上に増え、
血糖値が上がってしまうことにより
体に様々な悪影響を及ぼす病です。

 

血糖値が上がると自律神経に不調をきたし、
心拍数や血液の循環が
うまくコントロールできなくなります。

 

また、糖尿病の治療薬の作用によって
急激に体内の糖が抑制されると、
めまいや頭痛が起こります。

 

初めのうちは少しふらつく程度ですが、
放置していると足に力が入らなくなったり

 

感覚が鈍っていったりする
神経障害を引き起こします。

 

仕事の付き合いなどで
飲みに行く回数が多かったり、
生活習慣が乱れたりと、

 

日本では
女性よりも男性のほうが
糖尿病にかかりやすい傾向があります。

 

・貧血

 

貧血とは、体内に
鉄分が不足することにより、
血液中で酸素の運搬を担う

 

ヘモグロビンという成分が
不足してしまう病態のことです。

 

貧血になると脳内が酸素不足に
なりやすいため、

 

めまいを生じるのですが、
男性の貧血患者は
それほど多くはありません。

 

ですが、男性で貧血症状が
現れた場合には、

 

消化性潰瘍やがんなどによる
出血が考えられる場合もあります。

 

貧血になるとめまいの他に、
手の爪が反り上がったり、

 

下のまぶたの粘膜が
白っぽくなったりします。

 

めまいに合わせてこれらの
所見がある場合には受診しましょう。

 

30代男性のめまいは、ほとんどが
仕事による疲労の蓄積やストレスが
引き起こすものと考えられます。

 

めまいを感じたら体が疲れている
サインと受け取って、
一度しっかりと休息することをお勧めします。

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